今すぐ使える!写真の基本構図13選

基礎知識

こんにちは。

「なんであの人の写真は魅力的なのにわたしが撮るとイマイチなの・・・」

「何枚撮っても同じような写真になってしまう・・・」

「写真を載せても【いいね】が全然もらえない・・・」

こういった悩みは【構図】を活用すれば改善されるかもしれません。

ということで今回は構図についてまとめました。

この記事を読めば世の中にはどんな種類の構図があって、どういった効果が得られるの?といった部分までわかるようになりますよ~

初心者の方にもわかりやすいように参考写真もご用意しております。

今すぐ使える!写真の基本構図13選

ではまず、構図とは何ぞや?といったところからご説明しましょう。

構図とは、絵画・写真などで芸術表現の要素をいろいろ組み合わせて、作品の美的効果を出す手段 

引用:広辞苑

簡単に説明すると、構図を使って撮影すれば美的効果を得ることができますよ~といった感じです。

身近なところで言えば、スマホのカメラ機能を立ち上げると縦横にグリッド(黒い線)が入ってますよね?

あれは三分割法といって交差する四点のどこかに主題(写したいもの)を置いて撮影するといい写真が撮れますよ!という構図の一種です。

構図という単語を初めて耳にした方もいるかと思いますが、知らず知らずのうちに使用していたんですね~

構図と聞くと難しそうに聞こえますが、そうでもないよ~ってことがお分かりいただけましたでしょうか?

では次、構図を覚えるメリットをもう少し深堀してお話しましょう。

構図を覚えるメリット3つ

美的センスが向上

構図は写真や絵画、建造物にもあてはまります。

もしかしたら今まで理解できなかった芸術品に感動を覚えるようになるかもしれません。

葛飾北斎やレオナルドダヴィンチなど著名な芸術家の作品にも構図は使われています。

バリエーションが増える

構図を知らない人が撮る100枚と構図を知っている人の100枚は内容が全然変わってきます。

真ん中に写したいものを入れてシャッターを切るというのが一般的ですが、そればかりだとなんだか味気ないというのはイメージできますよね。

様々なバリエーションの写真があったほうが後々見返してもバラエティーに富んでおもしろいんです。

SNSでいいね&フォロワーが増えるかも?

人が潜在的に美を感じるものを図面にしたのが構図なので、これを意識した写真を載せればきっと反応率が上がるはず!

まあSNSのいいねやフォローは他にも様々な要素があるので、構図だけで大きく変わるものではないかもしれませんが、”ひとの心を動かす要素のひとつ”なのは間違いないです。

構図の種類

構図は横向き、縦向きどちらでも同じ効果が得られます。

日の丸構図

中央に主題を置いたものです。

カメラビギナーが撮影するとこの構図になりがちです。

素人っぽく単調になりやすいですが、主題が本来持っている魅力を最大限に引き出し、ストレートに表現しやすい。

なので日の丸構図だから素人丸出しだね~ということではありません。

実際にプロの写真家さんが日の丸構図を使って撮影することもあります。

わたしが尊敬する写真家のひとり、川島小鳥さんのお写真です。

日の丸構図でも素敵な写真を撮ることができます。

三分割法

縦横に三分割のグリッド(線)を入れて中央にある四つの交差点に主題を置く構図。

ザ・定番です。

この構図で撮影すればほぼ間違いないです。

汎用的なので三分割法のグリッドが表示されるカメラは多くあります。

線が無くても頭の中でイメージしやすいので使い勝手は抜群。

そしてこのラインを覚えていれば他の構図にも応用できるので頭の中に入れておくと便利ですよ~

得られる効果は安定感やバランス感です。

三分の一構図

三分割法の一列目以内に主題を入れ込み空間を表現する構図。

わたしはにゃんこを撮りましたが、背景が大きく写るため旅行先などでも活躍します。

観光地で記念撮影しているのに、背景が全く写っておらずどこで撮影したのかわからない写真ってありますよね。

それだともったいないので、三分の一構図みたいに空間を生かした構図を意識して撮影しましょう。

この構図も三分割法の線を見て使えるもののひとつです。

二分割法

中央線を基準に主題を置く構図。

単純で見やすい印象の写真になります。

真ん中で分ける!と覚えておけば使える構図なので非常にわかりやすい。

なのでどんどん活用しちゃいましょう~

四分割法

縦横四分割にし、中央の外側にある四つの交差点に主題を置いた構図。

広がりをより強調させてくれるので、空間を生かしたいときに使用します。

先ほどご紹介した三分の一構図よりも大きく空間を使っています。

初心者には勇気のいる構図になりますが、少しスパイスを加えたいときにチャレンジしてみましょう。

レイルマン比率

鉄道写真家の中井精也さんが提唱している構図。

縦に四分割し、斜めにグリッドを入れ、中心線を除いた交差点に主題を置きます。

何にでも使用できますが、レイルマンという名称なだけに鉄道や風景写真などで効果を発揮する構図ですね。

こちらも空間を大きくとった構図なので、背景を大きく写したいときに活用しましょう。

三角構図

三角形を意識した構図。

上下逆でも成立しますが意味合いや印象が変わってきますのでシーンに合わせて使い分けましょう

三角

ずっしりとした安心感が生まれます。

ほっこりするようなシーンや家族写真と相性が良い。

富士山やピラミッドの形ってみていると安心感出てきますよね。

ポジティブな印象が強くなります。

逆三角

安定感がなくグラグラしているように見えませんか?

危険で不安定な印象になります。

センシティブな作品向きですね。

対角線構図

主題を対角線上に配置する構図。

クロスさせて配置するというよりは、どちらかの斜め線に主題を配置するといった使い方をします。

手前から奥に伸びていくので、新鮮で立体感のある写真になります。

放射線構図

放射線状に見立てる構図。

奥行きを表現したいときに使用します。

視線が誘導され、先にある収束点が際立ちます。

マンガでよく使われるこれも同じ構図です~

シンメトリー構図

上下or左右でシンメトリー(対象的)な構図。

富士山の美しさの秘密は、非常に大きな山でありながら、 限りなくシンメトリーに近いというところにあります。

そう、シンメトリーは美しい。

そして、これはシンメトリーを最大限に活かせる構図です。

全体にバランス感と静けさ、美術的な美しさが生まれます。

二分割構図と似ていますが、左右対称か、非対称かで効果が変わってきます。

サンドイッチ構図

中央にある主題を挟み込む構図。

名称がそのままなのでとっても覚えやすいですよね~

サンドイッチ=挟む構図

真ん中の画を際立たせたいときに使用しましょう。

額縁構図

額縁のように、ものや建造物などを画角内(写る範囲)にあえてフレームインさせる構図。

わたしは紅葉を前に置き、主題を囲ってみました。

トンネルでも使えます。

枠内にある主題が強調されます。

曲線構図(アルファベット構図)

曲線が入った構図。

アルファベット構図とも呼ばれており、主にS字とC字があります

曲線を見つけたら意識して撮影してみましょう。

S字

S曲線が入った構図。

奥行きを表現する際に使用します。

道や手すりなどぐにゃぐにゃしたものが狙い目。

離れた場所で撮影すると成立しやすいです。

C字

C曲線が入った構図。

円状のものを一部フレームアウトさせます。

この構図を使うと画に迫力が出ますよ~

応用編:構図を掛け合わせる

上記の構図を複数入れ込むというものです。

これによって写真に深みが出て表現の幅が広がります。

例えばこの写真では日の丸構図二分割構図を掛け合わせています。

日の丸構図のみだと単調になりやすいですが、他の要素も加えることによって他との差別化がはかれます。

首切り構図、串刺し構図はNG

構図の中でも、これをやったらダメ!というものがあるんです。

それをいまから写真付きでご紹介します。

首切り構図

首切り構図

首付近に背景のラインが被ってしまう構図のことです。

文字通り首切りを連想させるような画になります。

髪の毛で首切りを回避

首がむき出しの状態でなければ問題は無いです。

髪の毛やマフラーなどで回避できる場合もあります。

串刺し構図

串刺し構図

頭に刺さっているように見える構図です。

明らかに不自然な画になってしまいますよね・・・

上記のNG構図で撮ってしまうとせっかくいい写真でも台無しになります。

なので、こういった構図で撮らないように気を付けて撮影しましょう。

背景がごたついているとついついやってしまいますが注意です。

まあ撮ってしまってもお蔵入りにすれば問題は無いですが・・・

わたしもたまにやっちゃってるときがあります

構図がすべてではない?

構図は数学的な法則で構成された図面なので「惹きつけられる画」は別の要素も多々あります。

なので、構図にはまらないから駄作だ!とはならないで欲しいんです。

じゃあ構図なんて覚える必要ないやん?と思う方もいらっしゃるかもしれませんがそういうことではないんです。

何ごとにも言えることですが、 まず型を知らなければ今、自分がやっていることは型破りなのかもわからないですよね。 

絵画の世界でも、印象派と呼ばれるモネやルノワールといった天才は、型を知っていたからこそ別の新しい何かを生み出せたのではないでしょうか。

なので最初は構図を意識しながら撮影を行い、少しずつアイデンティティを確立させると良いでしょう。

まとめ

構図を知っているか否かで大きな差が生まれるというのはお分かりいただけましたでしょうか?

わたし自身、ただ闇雲に撮るのではなく、構図という指標があるおかげでバリエーションが増え、一段と撮影が楽しくなりました。

この記事があなたにとって 撮影が楽しくなるきっかけになれば幸いです。 

いきなりこれだけの構図を覚えるのは難しいと思うので、スマホでこのブログ記事を見ながら少しづつ撮影してみるのもよいかもしれません。

そうやって試しながら何度か撮影していくうちに、自然といろんなパターンで撮れるようになりますよ~

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!