新型コロナウイルスの影響で写真界隈はどう変わるのか

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こんにちは。

新型コロナウイルスの影響で世界は歴史的な大混乱となっています。

そんな中で写真界隈も大きな変革を余儀なくされています。

キヤノンマーケティングジャパングループ拠点における新型コロナウイルス感染者の発生について

キヤノングループ関連会社の従業員も感染したみたいですね。

中国で発生したばかりの頃は対岸の火事でしたが、まさかここまで影響が出るとは・・・。

今までできたことができなくなった世界で、写真界隈は現在どのような変化をしているのかをまとめました。

 実際に起きている現象に加えて、今後どのような変化をするのかを政治経済やウイルスの歴史など様々な視点から予想 したので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

新型コロナウイルスの影響で写真界隈はどう変わるのか

今は外出さえ難しい状況ですが、緊急事態宣言が解除されれば風景写真家などあまりひとが密集しない撮影はできるでしょう。

しかし、ポートレート(人物)撮影のような、確実にひとが集まる撮影は様々な配慮が必要になってきます。

そんな中で、新たな撮影方法が確立しようとしています。

オンラインZoom撮影

ひとに会わずに撮影ができる画期的な撮影方法です。

やり方などをまとめた記事になりますのでどうぞ。

使うカメラはパソコンorスマホなので、追加でガジェットを購入しなくても撮影が可能。

これはパソコンとスマホを共有させて、試しに自撮りしてみた図です。

これで電車移動することなく、3密を避けながら屋内ポートレート撮影ができます。

おもしろいですよね~

ミラーレスカメラと接続して撮影

パソコンやスマホを使ったやり方では画質が悪くなり、作品として昇華させるには相当なテクニックが必要になります。

なんとか画質を上げる方法はないものか・・・と調べた結果、パソコンとカメラを接続するやり方を発見。

画期的なアイデア~

オンライン撮影における問題点

画期的ではありますが、問題点もいくつかあります。

モデル料金の受け渡し

モデル料を現金手渡しで渡していた方にとっては煩わしさを感じるかもしれません。

今後はこういったケースが増えると思いますので、今のうちに電子マネーなどを登録しておきましょう。

撮影の指示が難しい

こちらの仕事としてはパソコン画面を見ながらボタンを押すことしかできないので、アングルやポージングなどは口頭で伝えることになります。

感覚的に撮ってきたひとにとっては厳しいのではないでしょうか。

語彙に富んだ方でないとなかなか思い通りには撮影できません。

ミラーレスを使う場合は機材が揃っていないと撮影ができない

上記で説明したカメラを接続して撮影する場合は、モデル側にカメラやパソコン、三脚などの機材が揃っていないとできません。

機材を配送することも考えられますが、精密機械ということもあり故障のリスク大。

レタッチ大会

活動ができない中でも楽しめることはないかとモデルさんたちが奮闘しています。

ギガファイル便で写真データを共有し、レタッチをしてもらうという企画。

レタッチした写真はタグをつけてSNSに投稿します。

こういった動きって素敵だなあ~

オンラインサロン

オンラインサロンとは料金を払って加入するコミュニティーです。

もう少し詳しく知りたいor運営を考えているという方は上の記事へどうぞ。

写真界隈でも新たな収入源としてオンラインサロンを運営する方が増えています。

オンラインサロンのいいところは経費が限りなく0に近いということ。

つまり、ほぼ収益になるということですね。

例えば、月額3,000円のサロンに100人メンバーがいたら毎月30万円の収益が上がります。

夢があるオンラインサロン~

展示会の変化

さて、3密の不可避である展示会はどのような対応になっているのでしょうか。

御苗場vol.26 開催における新型コロナウイルス感染予防対策について

知る人ぞ知る「御苗場」では展示やイベントをオンライン化するみたいですね。

入場制限や換気、消毒の徹底をしながらの開催となりますが、緊急事態宣言が継続された場合はYouTubeやVR(仮想現実)を使ったオンライン中心の展示会になります。

他のギャラリーも今後どのような対応をすべきか先行きが見えない中で、こういった取り組みがどのような結果となるのか、大注目です。

Web個展「coten」

Web上で展示ができる写真好きのためのSNSです。

どんなサービスなの?といったところから使い方まで詳しく解説しています。

ツイッターやインスタグラムよりも作品として写真を観てもらえるような工夫がされています。

全体的にレベルが高いので、腕に自信がある方はどうぞ~

プロカメラマンの変化

ではプロのカメラマンはどうなのかという話ですが、やはり厳しそうでした。

フリーフォトグラファーの方ですが、仕事が激減している様子。

とくにブライダル系はクラスターの温床なので、式場ともども死活問題です。

正直、この状況で結婚式の招待状が届いたら欠席に丸をしてしまうかも。

結婚式ではソーシャルディスタンスを保つのが難しいので・・・。

デジタルトランスフォーメーション

そんな中で、結婚式のありかたも変化していますね。

こういった結婚式もいいんじゃないかなあ~と個人的には思います。

主催側もゲスト側も、感染者が出たらシャレにならないので、怯えながら強行するよりは良いのではないでしょうか。

ただ、こういったデジタルトランスフォーメーションが進めば今までの仕事が無くなり、稼げなくなるのは間違いない。

取材の変化

取材にも変化があります。

こちらは秒で億を稼ぐ与沢翼氏のツイートです。

先ほどもご紹介したZoomを使った撮影ですが、この方はスクショではなく画面をカメラで撮影されていますね。

今後はこういったスタイルが流行るのでしょうか。

移動に関する費用や時間が削減できるので双方にメリットがありそう。

コロナを理由にドタキャン

第三者から見てもクライアントの身勝手さには驚かされますが、意思疎通をしっかりしなければこういったトラブルにもなりかねないので、注意が必要です。

写真界隈の今後はどうなるのか?

政治経済と写真界隈にわりと詳しいわたしが、今後の見通しを大予想します。

ちょっとカメラとは関係ない話もしますが、最終的には線でつながるので是非読んでみてください。

大恐慌に匹敵する経済危機になる可能性

じつは経済危機にはレベルがあって、【景気後退<不況<恐慌<大恐慌】といったものの中で最恐レベルなのが大恐慌。

大恐慌ともなると倒産が相次ぎ、失業者が激増、通貨の暴落など壊滅的な状況に陥るわけです。

まだ確定ではありませんが、各専門家の意見やエビデンスを鑑みても、今後大恐慌になる可能性はあながち否定できない。

今までの○○ショックと呼ばれるものは金融経済から崩壊していくというのが通例ですが、今回は実体経済から暴落したボトムアップ式であるということ。

加えて、いつ感染するかもわからない状況が続く中で、経済的な対策も打ち出しにくい。

そう、いまは 人類史上初の歴史的な危機 なのです。

企業倒産、消費行動減

企業が倒産すると従業員の稼ぎが無くなりますよね。

そうなると消費行動は抑えられて娯楽品は真っ先に売れなくなります。

カメラもその中に含まれますが、まあカメラが無くても生活に困らないのは事実。

あと、“自動化”というのも追い風になっています。

工場の作業などが自動化すると従業員はいらなくなります。

しかし、従業員は車や家、カメラなど様々なものを購入し、経済を循環させてくれますが、機械は何も購入してくれません。

つまり、消費者が減るため、各カメラメーカーは非常に厳しい状況に追い込まれます。

新型コロナウイルスの影響は数年続く

コロナウイルスの前に起きたパンデミック、スペイン風邪について少し触れましょう。

日本はパンデミックをいかに乗り越えたか~100年前のパンデミック・スペイン風邪の教訓

1918年から1920年までの約2年間、新型ウイルスによるパンデミックが起こり、当時の世界人口の3割に当たる5億人が感染。

そのうち2000万人~4500万人が死亡しています。

つまり、 2~3年はこのような状況が続くと覚悟すべき。 

アメリカを筆頭に、莫大な費用を使ってワクチン開発を進めていますが、開発には1年から1年半ほどかかります。

そして、開発した後は誰が優先的に使用できるかを考えたとき、まずは開発国の医療従事者が優先され、次に自国民、そのまた次に海外の医療従事者・・・と、普通はこういった流れになります。

そうなると医療従事者でもなく、一般ピーポーな日本人である我々にまで行き届くのはもっと先になるでしょう。

この状況はまだまだ続きます。

写真界隈の未来予想  2020年4月時点

さあここからが本題です。

上記の情報を加味したうえで予想をします。

あくまでも予想なので外れても怒らないでね~

貧富の差が激しくなり、商品の高級化

作業の自動化&失業者が増大することによって貧富の差は拡大します。

数が売れなくなるので、ちょっとしか売れなくても利益が出せるように機材の高級化が進むでしょう。

カメラメーカーが構造改革

経営が厳しくなったメーカーが構造改革を行うのではないでしょうか。

富士フィルムのように、今話題のアビガンや化粧品を作り、大成功を収めた良いモデルケースがあるので、可能性は無きにしも非ず。

ほぼ無くなる業態

  • 撮影会
  • ギャラリー
  • 写真教室
  • 小さな写真館
  • ポートレート情報雑誌

内部留保のない小さな会社は倒産します。

まあ収束後にニーズは復活すると思いますが、数年間耐え抜く体力が必須。

未来に光はあるのか

不安を煽るようなことばかりでどんよりした空気を感じますが、未来はあります。

制限は成長の母。

自然に恵まれず食べ物がない土地での生活を余儀なくされていたイギリス人が農耕を開発し、産業革命で栄華を極めた歴史が物語るように、 ひとは制限があるからこそ頭を使い、進化してきました。 

オンラインコミュニティーやVR(仮想現実)以外にも、もっと革新的な何かが生まれると信じています。

まとめ

  • オンライン化が進んでいる
  • 制限の中でも知恵を絞って活動している方もいる
  • 変化に対応できない企業や人は淘汰される
  • 歴史を学び、未来を予想する

どの職業にも言えますが、今後は変化を求められる時代で、コロナが無かった時とは違った世界になります。

コロナが収束したら元通り~と楽観するのは黄色信号。

withコロナ、つまりこういった 自粛することが当たり前の世界になることを想定して動かなければいけません。 

ウイルスや細菌の歴史を見ても、完全に消えたという事例は天然痘しかないんです。

なので、わたしもコロナとどうやってうまく付き合っていくかを常に考えています。

先ほども書きましたが、制限があるからこそ成長できるという側面もあるので、主体性をもって考え、行動し、この苦境を乗り越えましょう。