リコーオートハーフを5年間使用した感想

Film

こんにちは。

今回はコンパクトフィルムカメラのリコーオートハーフを記事にしました。

リコーオートハーフ:初期モデル
 見た目がレトロかわいいのでカメラ女子にも大変人気の高いフィルムカメラ でございます。

そしてこのカメラは通常のカメラと違った特殊な機能がありわたし自身、数年間愛用しています。

使用感や注意点など、実際に5年間使用したからこそ見えくる部分をまとめました。

作例もたくさんご用意しておりますので、この記事を読めばきっとあなたもオートハーフが欲しくなるはず!

それでは参りましょう!

リコーオートハーフとは(特徴)

製造会社リコー(理研工学)
製造期間1961年~79年
形式ハーフサイズカメラ
レンズRICOH 25mm f2.8
焦点距離2.5m固定(パンフォーカス)
シャッター速度1/125秒(通常時)
1/30秒(ストロボ発光時)
露出計外光式セレン受光素子
露出自動
巻き上げゼンマイ式
電池不要
フィルム135㎜

リコーオートハーフシリーズは、理研光学(現リコー)によって1961年から1979年まで製造されたハーフサイズカメラである。

出典:Wikipedia

“60年ほど前に製造されたカメラ”だと思うと衝撃的・・・

1960年代の日本といえば高度経済成長の真っただ中で非常に活気がありました。

カラーテレビの本放送が開始され、美空ひばりや坂本九が活躍した時代。

そんな時代のひとが作ったものだと思うとなんだか胸アツですね~(略:胸が熱くなる)

ではこれからこのカメラの特徴的な部分をピックアップしていきます。

ハーフサイズカメラ

ハーフサイズカメラ (: half-framed camera) は、135フィルムを、いわゆる「ライカ判」(36mm×24mm)の半分のハーフ判にて使用するカメラである。ハーフカメラともいう。

出典:Wikipedia

うーん文章だけで見てもよくわからない!という方のために作例をご用意しております。

簡単に言うと、「1つのコマに2つの写真を記録できるカメラ」です。

おもしろいカメラですよね~

コストを抑えて撮影できる

本来なら1コマの1つの像しか記録できませんが、このカメラは2つの像を記録できます。

つまり、 通常の2倍の写真が撮れる! という事です。

デジタル世代の方は信じられないかもしれませんが、フィルム写真を撮ろうとすると「フィルム代+現像代」がかかります。

しかも24枚or36枚までしか撮影できないです。(135㎜フィルム)

それが2倍撮れるとなると、1枚に対するコストが下がるので得した気分になりますよね。

これがハーフカメラ最大の特徴であり、利点です。

縦構図になる

縦構図がデフォルト

カメラは普通に構えると横長に写りますよね。

これがハーフカメラでは 逆になります。 

初めは戸惑いますがすぐに慣れるので大丈夫です。

巻き上げがゼンマイ式

写ルンですを使ったことのある方ならわかると思うのですが、1枚撮影するごとにコマをスライドさせるためにギザギザのリングをカリカリっと回しますよね。

このカメラはなんと、電池を使わずにオートでコマ送りをしてくれます!

厳密に言うと、あらかじめダイヤルを回し溜めしておくというのが正しいですが・・・

この構造が男心をくすぐります。

これだけで買う価値ありますよ!(少し大げさ)

露出計が外光式セレン受光素子

なんだか難しい言葉ですが、簡単に説明すると 「電池を使わず半永久的に使用できる露出計」 です。

外部にある光を電気に変換させるソーラーパネルのようなものですね。

この機能を知った時、何十年前のカメラにこんな凄い機能が・・・!とわたしは驚愕しました。

価格が安い

↓ついでにフィルムのリンクも載せておきます。

価格が比較的安いです。

正直な話、オークションなどで探せば上記商品の価格よりもっと安いものもありますが、メンテナンスがしっかりされていないパターンも多いので、低価格を追い求めすぎるのもよくないです。

なんせ60年前に製造されたものですからね・・・

種類が豊富

柄だけではなく形もいろんな種類が販売されています。

これだけ種類があると他の人と被らないので嬉しいですよね。

自分好みのオートハーフを見つけましょう。

作例

おすすめポイント

  • 見た目がレトロでかわいい
  • ゼンマイ式でわくわくする
  • ハーフカメラなのでリーズナブル
  • 携帯性が高いので持ち運びやすい
  • カメラ本体の価格が安い

欠点、注意点

  • 写真の大きさが通常の半分になるので必然的に画質が悪くなる
  • 切り取る作業が手間
  • ピントが合わない
  • 作りがチープ
  • 壊れやすい
  • 撮れる枚数が多いので撮りきるまでに時間がかかる
  • デジタル世代には扱いづらさがある

故障したときの作例

なんといっても古いカメラなので故障はつきものです。

わたしも1度、故障しました・・・

コマがずれた写真

前兆として、コマがたまにズレたりしていました。

そしてそのまま使い続けると・・・

半分写っていない・・・

故障した瞬間の写真がこれです。

この時は72枚フルで撮影しましたが、残っていたのはほんの数枚でした。

残った写真も半分写ってなかったりしています。

像が写っていなくてもフィルム代と現像代は消費するので結構へこみます。(笑)

更に撮影に協力してくださった方にも申し訳ない気持ちになりますね・・・

修理が必要な場合

部品が廃盤なので修理不可です!というカメラもありますが、このカメラは修理可能です。

上の画像は修理屋さんのリンクになっています。

購入された方やもうすでに持っている方はブックマークしておきましょう。

修理可能かどうかは購入時や取り扱う際に知っていると安心ですよね。

使用感

写ルンですみたいな感覚で使用していました。

使い勝手は非常に良いです。

ゼンマイを巻いていればあとはシャッターを押すだけでOK。

撮れる枚数が多いので贅沢な使い方ができる

似た構図を撮影

撮れる枚数も多いので同じシーンで縦横それぞれの構図で撮影したりと、贅沢な使い方ができます。

指が入る

指が入る

カメラ自体が非常に小さく広角レンズなので油断すると指が入ります・・・

これは自分がへたくそなだけかもしれませんが・・・!

光漏れ(ライトリーク)

光漏れ

光漏れ(ライトリーク)が1枚目に入るときがあります。

これも私のやり方が悪いのかもしれませんが、個人的に光漏れは大歓迎なので問題解決することなく使い続けました。

ピントを外しやすい

ガチピンはほぼ無し

今まで1,000枚以上は撮影しましたが、4割くらいはピントを外します。

パンフォーカスなのでピントは外しやすいですが、このカメラはブレていてもそれが味になる(魔法の言葉)ので問題ないです。

切り取り作業がちょっと面倒

トリミングして1枚の写真に加工する手間がかかる

データにした後、1枚1枚トリミング編集で切り取らなければならないのが少し面倒です。

感想、レビュー

 世話が焼けるけど、おもしろい個性を持ったいいカメラ です。

カバンに入れても邪魔にならないし、ボタンを押すだけで雰囲気のある写真が撮れますよ~

個人的にはデザインがめっちゃ好きなんです。

ザ・昭和って感じじゃないですか。

この懐かしさと真新しさがいろんなひとから分け隔てなく愛される理由だと感じました。

所有欲がすっごく満たされます。

世代や価値観が違うひとたちが、技術の粋を集めて作った名機。

contaxT2などもそうですが、年代物のカメラは年を重ねるごとに価値が上がったりするので、買うなら今!かもしれません。

かわいくてとっても素敵なカメラなので、迷っているなら買いましょう!

評価

価格☆☆☆☆
性能☆☆
携帯性☆☆☆☆☆
描写